平成23年度春期試験の延期
IPAの情報処理試験センターに,「平成23年度春期試験の延期について」の情報が出されました。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
東北地方太平洋沖地震の影響を考慮し、平成23年度春期試験の実施は延期いたします。実施時期を含めまして、具体的な対応につきましては、今後ご案内いたします。
納期も延期してほしいものですね(遠い目)
お久しぶりですけど
はてなのパスワード忘れてたのでずっと更新できずでしたが、てきとうに試したら入れました。
もうだいぶほったらかしてた気がしてたけど、1年くらいなんですよね、放置したの。
少し読み返したりしてみましたが、すごい勢いで忘れているなあってことですか。当たり前ですよね。
話は変わって地震の影響で今とかそれどころじゃない方も多いと思いますけど、
計画停電くらいで済んでる人々は停電中に勉強したらいいとおもうよ!
PCをはじめとした機器がひととおり使えずいろんな誘惑から強制的に逃れられるので身が入るんじゃないでしょうか。
自分は今朝はじめて停電になったですけど、自分は昨日Amazonから届いた本を読んでました。
UNIX本なんですけどUNIX人以外にも有用な情報かなと思ったのでいちおう概要などを。
応用情報にはちと関係ないですねー…。
UNIXという考え方―その設計思想と哲学 | |
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定理1.スモール・イズ・ビューティフル
小さいプログラムはわかりやすい、保守しやすい、他プログラムと組み合わせやすい
定理2.一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
余計な機能を付けないことで、わかりやすい・保守しやすい・他プログラムと組み合わせやすくなる
定理3.できるだけ早く試作を作成する
事前にいくら設計しても打合せしても欠点は後から見つかるものだ。
洗練したプログラムに早く到達するために早く試作をし早いうちに問題を出す。定理4.効率より移植性
ハードはすぐに高性能化するので効率性には短期的な価値しかないが、移植性は長期的な価値がある。
OS・ハードが変わっても使用できるように移植性を持たせることで寿命が延ばせる。定理5.数値データはASCIIフラットファイルに保存する
プログラムだけでなくデータも移植可能なように努める。
移植できないデータは死んだデータ。定理6.ソフトウェアの梃子を有効に活用する
プログラムを再利用することで少ない労力で大きな実行行数を得る
独自技術症候群を避けて他人の良いプログラムを利用する定理8.過度の対話的インタフェースを避ける
対話的プログラムは使い方が限定されるので、他のプログラムと組み合わせながら梃子の力を得ることができない。
定理9.すべてのプログラムをフィルタにする
特定の入出力方式を想定せず、パイプを通して異なる入出力に対応させる。
試験を終えた感想とか
昨日、試験を終えての感想を書いてみる。
午前。
若い人(学生)とかけっこう多い印象。30前後の人も多かったけど。
午前は難易度は普通くらい。午前はある程度ばらつきがあってもそれほど激しい差にはならないみたい。なにせ80問もあるし。
90分くらいでやることなくなったので退出した。午前はあんまり書くことない。
午後。
最初の10分で問題選択というつもりだったので全問題をチェックして点取り予想してから解いた。ある程度問題ごとのジャンルはあるわけですけど実際にふたを開けてみるとまるでわからない問題とか多いので、やはりプレビューする手順は有効ぽい。技術者にもマネージャにもという顔をした試験だけど、特に技術者サイドはよっぽどのレベルでないと太刀打ちできない問題が多かった。
実際に選択したのは、問2(アルゴリズム)、問6(データベース)、問7(オブジェクト指向)、問10(プロジェクトマネジメント)、問11(サービスサポート)、問12(システム監査)と当初の予定よりマネジメント系多め。
本当は問8(組み込み)のタクシーメーターの問題もやってみたかったけど、1問目からまるでわからず断念。気がむいたらやってみようと思っていたネットワークもセキュリティもまるで聞きなれないような用語ばかりだったので断念。あと待ち行列理論の問題も出て死亡。わかる問題から手をつけたわけですけど、残り1時間というところであと2問何をやればよいかまったくわからなくて青ざめた。結局、問11(サービスサポート)、問12(システム監査)を選んで回答欄を埋めるくらいはできたけど、かなり微妙。
午後の対策ってなんだろうか? 午前のときみたいに今までやってきた対策が身になっている感触がまったく感じられなかった。実質無勉強で臨むのとそんなに変わらないような。午前問題集をどれだけやっても午後過去問を何回分解いてもどうにかなる感じではなかった。テクノロジ系は何聞かれてるのかもわかんなかったし。それに対してマネジメント系はある程度受け答えだけはなんとかなりそうだった。本来の趣旨とは外れるかもしれないけど、ある程度全分野対応可能な状態にしておくのが点を取るためには必要だと思った。隣の席の人、試験開始前に解く問題を決めてたみたいなんだけど、どうだっただろうか?
ガチガチの技術者からは格差社会とか言われてもおかしくないレベル。このあたりのバランスはちょっと疑問。
たとえば自分が「応用情報対策で勉強すべきこと」を後輩に聞かれたとしたら、午前問題集、それとセンター試験の国語対策を薦めることになると思う。午前問題集はやればやっただけ点になるからわかりやすくてありがたい。午後は一通りさらっただけじゃ厳しいかな。とりあえず国語対策を挙げたのは出題者の意図を読み取る力が必要ということと、サービス問題を察知する嗅覚が必要だと思ったから。
自分は違うやつにしたけど、午前問題集はITECのやつが評判よかったみたいですよ。
次違う試験を受けるときはそうしよう。
長々と書いたけど合格するかどうかは微妙ですかね。けっこう対策したつもりだったんですけどね。
4/16日記、妄想
ひさびさの日記。
ここしばらくは午後過去問題をやってたりしました。勉強の頻度も一時期よりだいぶペース落として1月あたり10時間くらいとかでしたかね。
で、ラスト1週間になったところでちょうど仕事も落ち着いたので、スパートと。平日夜と、木・金で休みとって半日ずつくらい勉強で仕上げな感じ。試験前日の土は午後問題で不正解だった箇所を振り返るだけでいいや。
見込みとしては、午後問題で当て外れの問題を選択しなきゃ受かるかなという感じ。ちゃんとやる時間がとれれば難しい試験じゃないね。自己コントロールのほうがよほどきびしかった。たぶん自分の中での難易度的には20キロマラソン完走と同じくらいな気がする。それにしたって今は無理だども高校んときは出来たわけだし。
次の目標を考えなくてはね。
なんか資格取得もいいけど、IT系はもういいかな。INPUTを1回やったら次はOUTPUT系の目標がいいね。Python勉強してCiv4改造とかおもしろいかも。ゲームじゃなくてもいいけどなんかプログラム作ったりとか。
あー思い出した。年内に100冊読書することになってたんだった。自分の読書量をちゃんとカウントしたことがなかったので一度調べてみようと思ったんだけど、とりあえず目標を100冊(キリがいいので)として、読んだ端から手帳にメモってく感じ。年末までに100冊いったら母の病気(水虫)が治ると信じて。これがおれの親孝行ジャスティス。ちなみにこれは4月はじめにたてた目標で、今んとこ10冊読了。順調。予定としてはIT10冊、経済10冊、雇用問題10冊、社会問題10冊、医療10冊、小説20冊、ゲーム5冊、海外事情10冊、その他15冊とかそんな感じでいきたい。自分の中で方向性がさだまってないので、どうだろうかという疑問はあるねえ。本当はワンテーマ100冊とかできればちょっとした専門家になれて最高なんだけど…。
ゲームもたまってるから対応しましょう。Civ4、エルミ2、ルセッティア、ひまわり、ディス2。時間かかるゲームが多い。
テニスも半年くらい行ってない。
話がそれた。とりあえず目先の問題として自分はまだ応用情報に合格していないですよ。もちっとですからがんばろう。
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ITIL
ITサービスマネジメントとは、要求事項を満たす高品質のサービスの開発・提供を行うために必要な業務プロセスを構築すること。
ITサービスマネジメントの方法として、ITILがよく用いられる。
ITILは以下の要素からなる。
- サービスサポート
- サービスデスク
- インシデント管理
- 問題管理
- 構成管理
- 変更管理
- リリース管理
- サービスデリバリ
- サービスレベル管理
- 可用性管理
- ITサービス財務管理
- キャパシティ管理
- ITサービス継続性管理
構成管理
システム構成H/W、S/Wの管理、サポートのプロセスで取り扱う情報、頻繁に発生する障害の原因・対策などをDB管理
インシデント管理
障害(インシデント)発生時に、速やかに通常運用を再会できることを目的とする業務プロセス。
まず、通常運用の回復が第一。(原因調査はその後)
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午後過去問に挑戦中。
ネットワークの分野に果敢に挑んでみてるけど、やはりというか当然というか撃沈。
どうやらまだまだ用語力が足りないみたい。
リモートアクセス関連
RASサーバ | リモートアクセスで公衆回線網からのアクセスを受け付け、内部ネットワークに接続するサーバ。認証を行う |
CHAP | RASの認証プロトコル。直訳するとチャレンジハンドシェイク認証プロトコル。チャレンジレスポンス方式で認証を行う。 |
RADIUS | Remote Authentication Dial In User Service。ダイヤルアップ接続を用いて外部からのリモートアクセスを実現する際に、ネットワーク上のサーバなどに対する利用者からのアクセス認証と、利用者がサーバなどを利用した記録をネット上の認証サーバで一元して行う方式 |
IPSEC
IPsec | ネットワーク層のプロトコルで、VPN実現のために用いる。暗号化・認証の技術を応用してインターネットなどの開かれたネットワークでセキュアな通信を行う。 |
AH | IPSecで用いられるプロトコル。データの暗号化は行わず、送信元の認証や、改ざんの検出を行うのみ。 |
ESP | IPSecで用いられるプロトコル。送信元の認証、改ざん検出のほか、データの暗号化を行う。 |
IPsecのトンネルモードでは、外部PCはNAPTによって変換されるグローバルIPアドレスではなく、ローカルIPアドレスを使用して内部LANに接続される。そのため、社内LANと外部PCのローカルIPアドレスの重複が発生してしまう。
この対策として、内部LAN用のIPアドレス領域と外部接続用のIPアドレス領域を分けるようにDHCPサーバに設定する。
その他
MPLS | パケット転送にラベルスイッチング方式を用いる。パケットにラベルと呼ばれる識別子を挿入し、ラベルの内容を用いてパケット転送を行う技術。IP-VPNで使用される。 |
ルーティングプロトコル
マスタリングTCP/IPより。
種類
IGP | Interior Gateway Protocol。ISP・組織内のルーティングプロトコル |
EGP | Exterior Gateway Protocol。異なるISP・組織に飛ぶときに用いるルーティングプロトコル |
ふつうにインテリアとエクステリアで考えればOK。
Civでいうと国内貿易と国外貿易。
ルーティング方式
距離ベクトル型 | ルーターが目的ホストまでのホップ数を知っていて、ホップ数が少ない経路を選択する |
リンク状態型 | ルーターがネットワーク接続地図を持っていて最適経路を判断する |
距離ベクトル型は各ルーターが持つ情報が異なるため、内容が正しいか判断するのは困難。また、接続障害がでたときに無限カウントとなることがある。
リンク状態型はすべてのルーターが同じ情報を持っていればよい。ただし接続地図から経路を求めるのはかなり複雑。
ルーティングプロトコル
プロトコル | 下位プロトコル | 方式 | 適応範囲 | ループ検出 |
RIP | UDP | 距離ベクトル | 組織内 | なし |
RIP2 | UDP | 距離ベクトル | 組織内 | なし |
OSPF | IP | リンク状態 | 組織内 | あり |
EGP | IP | 距離ベクトル | 対外接続 | なし |
BGP | TCP | 経路ベクトル | 対外接続 | あり |
IDRP | IP | 経路ベクトル | 対外接続 | あり |
*EGPは方式としてのEGPと特定のプロトコルのEGPと2種類あるので混同しないこと。またCIDR非対応のため使えない(らしい)。
本の中ではRIP(RIP2)、OSPF,BGPが紹介されている。内容はここに書くより本をみたほうがわかりやすい。
ということで、
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